窓が施錠されていないクラスはだんたい決まっている

教務主任をしていた時、時々、副校長先生に代わって、放課後の校内巡視をしていました。

その校内巡視の途中、窓の施錠などがされておらず、「この先生は、副校長先生にあまり信頼されないな」と思っていました。

放課後の校内巡視の目的は、戸締まり等の確認です。
その確認項目を、私は次のようにしていました。

・窓の施錠
・電灯の消灯
・エアコン、扇風機の電源を切る

これは、普通教室だけでなく理科室・図工室といった特別教室、そして、トイレも該当します。
加えて、廊下、階段も該当するのです。

これを、一番遠くの棟の教室から始めて、しだいに職員室に近づくようにしていました。

いくつか、窓が施錠されていないクラスがあります。
さすがに、窓は閉まっているのですが、施錠されていないのです。
そのクラスは、だいたい決まっています。いつも同じです。

そして、時折、電灯がつけっぱなしのクラスもありました。
それは、昼間の明るいうちに職員室に戻ったのです。
昼間の明るいうちは、電灯がつけっぱなしでもわかりません。しかし、夕方、暗くなれば、明々とついているのがわかります。

こういうクラスも、だいたい決まっています。いつも同じです。

おそらく、いつも同じように窓が閉まっていなかったり、電灯がつけっぱなしなっているクラスの先生は、「仕組み」を使って、放課後の窓閉め、消灯を行っていないのです。

私のクラスの場合です。
帰りのあいさつをする時、日直が「起立」と言うと、すぐさま2つの当番の子が動きます。… 続きを読む

十年後、二十年後のその子に向けて書く

12月25日に、「通知表には子供の良いところだけ書こう」という向山洋一先生のコラムを紹介しました。
実は、似ているのですが、通知表を書くに当たって、私にも一つ心がけていることがあるのです。

それは、

十年後、二十年後のその子に向けて書く

ということです。

例えば、十年後。
恋人と一緒のときに。
「あなたの小学校の時って、どんなだったの?」
「けっこうがんばってたんだぜ」
「証拠は?」
「ほら、この通知表にこう書いてあるだろう。おれ、飼育委員会でがんばってたんだから」

例えば、二十年後。
結婚して子どもが生まれ
「ねえお父さん。お父さんは小さいときバスケットが得意だった?」
「もちろん。この通知表を見なさい。球技大会でシュートを決めたって書いてあるだろう。」

このように、十年後、二十年後に、その子が通知表を読んだときに、その頃の自分が思い浮かぶよう書こうとしていたのです。
そして、通知表を読んだら、なんだかあったかい心になってくれたらと思っていました。

もう少し具体的に言うと
・読んだらその子のことだとわかるように書く
・その子の良いことだけ書く… 続きを読む