「冷やかしやからかい・悪口」も「いじめ」

10/25、文部科学省が平成29年度の「問題行動・不登校調査」を公表しました。
「いじめ」について、過去最多となっています。

文部科学省「平成29年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」
http://supervisor-ex.com/L90494/b100/12951

これを受けて、「いじめ」の件数が、前年度より91,235件も増えて414,378件だったと盛んに報道されています。
確かに、「いじめ」の件数が、

平成28年度 323,143件
平成29年度 414,378件

と増えていれば、ぎょっとします。
増え過ぎです。約30%も増えていることになります。
これは、「いじめ」と認定する基準を変更して、少しの事案でも認定するような指導があったからです。
文部科学省は、平成29年3/16の「いじめの防止等のための基本的な方針」の改定で以下のように、「いじめ」の認知を改定しています。

けんかやふざけ合いであっても,見えない所で被害が発生していじめられた児童生徒の感じる被害性に着目した見極めが必要である場合もあるため,背景にある事情の調査を行い,児童生徒の感じる被害性に着目し,いじめに該当するか否かを判断するものとする。 http://supervisor-ex.com/L90494/b100/22951

このような認知の変更によって、今まで単なる「冷やかしやからかい・悪口」とされ、「いじめ」とされていなかった事案が、「いじめ」となったのです。 このことを理解すると、小学校の低学年での「いじめ」の増加が納得できると思います。

「冷やかしやからかい・悪口」は、「冷やかしやからかい・悪口」ではなく「いじめ」だと教えていく必要がありますね。… 続きを読む

田舎においてこそキャッシュレス化を

昨日、日本人の現金依存度が高いことを話題にしました。
これは、各国の比較データから明らかなことなのです。

現金流通量の名目国内総生産(GDP)比(2016年時点)のグラフを見てください。
日本国内で流通する現金の対GDP比率は20.0%であり、米国に比べ約2.5倍、最低のスウェーデンの約14倍となっているのです。 日本は、先進国において、突出しています。
出典 http://supervisor-ex.com/L90494/b100/12941

さて、
最近のスウェーデンは、「現金が消えた国」とさえ言われています。その原因は大きく二つです。

一つは、国家の政策として、生産性向上に取り組んできたことです。
現金でやり取りをすることの無駄はかなりあるのです。

IoTやAIなどの技術の進歩とともに、なくなる仕事が盛んに紹介されています。
オックスフォード大学のオズボーン氏の示したそのリストには、
・レジ打ち
・集金人
という職業があるのです。
多くの職業が、現金でのやり取りがなくなることでなくなっていくはずです。

もう一つは、スウェーデンは現金強奪など犯罪対策としても現金を減らし、キャッシュレス化を進めてきたのです。

スウェーデンでは、すでに公共交通機関では現金は利用できません。
また、「現金お断り」の看板を掲げる店も珍しくありません。… 続きを読む

日本で現金支払いが根強いわけ

消費税増税に関連して、麻生太郎財務大臣が
「田舎で魚屋で買い物した事があるか知らんけど大体クレジットカードなんかやってる人はいないからね。はい8%、10%還元なんて話がどれだけうまくいくか経産省で色々やっていかないかんと思う」 と発言しています。

確かに、現在、田舎でクレジットカードや電子マネーのsuica、apple payなどをやっている小売店はあまりないと思います。 しかし、消費税増税の論議とは別に、

田舎にこそキャッシュレスを

と、私は言いたいです。

日本は、現金支払いが根強く、クレジットカードや電子マネーといった「キャッシュレス決済」が浸透していません。
ウェブサイトで調べると、日本人の現金依存度が高いのにはいくつか理由があると考えられています。

1 カード支払いだと使いすぎてしまうと心配する
2 超低金利の中、銀行や郵貯に定期預金せず、自宅に現金でたくわえる「たんす預金」をしている
3 偽造や盗難などのリスクが低い日本では「現金に対する国民の信頼度が高い」ので、現金で持っていても心配していない

確かに、1と3について、私はうなずけます。
2については、残念ながら?、そんな資産をもっていません。

私は、自動車を買ったり、旅行代金だったり、まとまった買い物の際にはカードで支払います。一括です。
コンビニなどで買ったりするときには使いません。特に、使いすぎてしまうことはありません。… 続きを読む