少しばかり前に、私が代表を務める教員同士の自主的な研究会(参加者は、ただ「サークル」と呼んでいます。)の定例会がありました。
そこに、宿泊体験学習に向かうバスの中で行う「バスレク」の提案がありました。
昔は、シートベルトをすることに対して非常に緩やかでしたが、今は非常に厳格になっていますので、「バスレク受難」の時代とも言えます。
しかし、これから宿泊地に向かうワクワク感を盛り上げたり、乗り物酔いを防いだりするためにも、バスレクを盛り上がるようにするのも教師の務めだと考えています。
思えば、バスが学校のある町を出た瞬間、バスレクをやり始めた経験もあります。
さて、
非常に幼稚ですが、誰でもどんな子にでもできる定番があります。バスレクだけでなく、お楽しみ会でも使えるネタです。
それは、
なぞなぞ
です。
なーんだ、と思った方もいるかと思います。
しかし、なぞなぞと馬鹿にしてはいけません。小学校に入学前から小学校1、2年生の年代において、誰しも「なぞなぞ」にはまる時期があるものです。
その時期を通ってきたからこそ、5、6年生になっても「なぞなぞ」にはまるのです。
誰もが答えるチャンスのある「なぞなぞ」、けっこう使えます。
その「なぞなぞ」、一つポイントがあります。それは、
自分達の学年より、2学年くらい下の学年の「簡単な」なぞなぞ問題
を出題させることです。
子どもがなぞなぞの本を図書室で選ぶときに、気をつけてみています。
出題する子どもは、なかなか答えが出ないようにと頭を働かせますが、それは、「バスレク」のねらいからはずれています。
そうではなくて、みんなが答えられ、バスの中がにぎやかになって盛り上がるのがよいのです。それが、「バスレク」のねらいなのですから。
そうそう、ここで思い出しました。
先日やった敬老会での脳トレで、「言葉遊び」として簡単ななぞなぞをだしたのでした。
焼くことはできるのに、食べることはできないパンて なあに?
お父さんが きらいな 果物って、なあに?
たたくと音がでる 「ネット」は なあに?
どの問題にも、「ハイハイハイ」と大きな声で、おじいさん、おばあさん達が手を挙げて大盛り上がりでした。
さて、このなぞなぞの答えは、教えません!