8月7日のブログで、
「文節の最初の音を、普段より高く発音するとメリハリがつく」と紹介しました。
その本は、
「人見知りアナウンサーに学ぶ「ドキドキに負けない話し方」」(樋田かおり著 文教社)です。
この本には、話すことだけでなく、 「伝え方」に関するヒントが、たくさん載っていました。
少し、紹介します。
ジェスチャーを効果的に取り入れると、自分の話すことが伝わりやすくなります。
そんなジェスチャーを使って、何かを指すときに注意することがあります。
(引用)
「また、何かを指すときは、 『手のひら』の向きに注意しましょう。
手のひらは、必ず聞き手に向けること。手のひらを相手に見せることで、 『あなたに敵意はありませんよ』という意思が伝わるからです」
手のひらは、親愛の情なんですね。
プレゼンにおいて、注目してもらうために効果的なのは「間」です。
「間」を上手に使うと、聞き手の心をグッとをつかめるのです。
(引用)
「間を取る時のポイントは、長さ、使う場面、タイミングの3つです。
いちばん大切なポイントは間の長さ。
『長すぎかな』と思うぐらいにとると、聞き手にとってちょうどいい間になります。
私はいつも心の中でゆっくり5つ数えています。」
5秒というと、すごく長い時間に感じます。
ですが、授業だったら、この5秒の間に、子どもたちを次々と見ていくのです。その上で、「○ ○だったんです」と言うんです。
子どもたちは、驚くこと間違いありません。