12月25日に、「通知表には子供の良いところだけ書こう」という向山洋一先生のコラムを紹介しました。
実は、似ているのですが、通知表を書くに当たって、私にも一つ心がけていることがあるのです。
それは、
十年後、二十年後のその子に向けて書く
ということです。
例えば、十年後。
恋人と一緒のときに。
「あなたの小学校の時って、どんなだったの?」
「けっこうがんばってたんだぜ」
「証拠は?」
「ほら、この通知表にこう書いてあるだろう。おれ、飼育委員会でがんばってたんだから」
例えば、二十年後。
結婚して子どもが生まれ
「ねえお父さん。お父さんは小さいときバスケットが得意だった?」
「もちろん。この通知表を見なさい。球技大会でシュートを決めたって書いてあるだろう。」
このように、十年後、二十年後に、その子が通知表を読んだときに、その頃の自分が思い浮かぶよう書こうとしていたのです。
そして、通知表を読んだら、なんだかあったかい心になってくれたらと思っていました。
もう少し具体的に言うと
・読んだらその子のことだとわかるように書く
・その子の良いことだけ書く
・その子に向けて、ミニ学級通信を書くようなイメージで書く
ことを心がけていました。
その時もらってうれしい、そして、十年後、二十年後に読み直してもうれしい通知表にしてほしいです。