「超勤4項目」

今日も、教師の給料がどうなっているか、みていきましょう。
教特法において、昨日示した教職調整額4%条項は、次の2つの項目で作られているのです。

1 教育職員には、その者の給料月額の100分の4に相当する額を基準として、教職調整額を支給しなければならない。
2 教育職員については、時間外勤務手当及び休日勤務手当は、支給しない。

ということは、ざっくりこの「教特法」を説明するとこうだと思います。

「先生には残業代を支払いません。
でも、先生だと自分から進んでやりたいこと(残業)もあると思います。だから給料を4%増しにしておきます。」

しかし、これは、他の面からいうと、校長先生は教員に残業の命令をすることはできないということです。… 続きを読む

「給特法・みなし残業」

現在、国会で「働き方改革」について論議が行われています。
これは、教師の働き方には直接関わりませんが、自分たちの働き方について考える良い機会だと思います。

まず、「裁量労働制」と教師の働き方は違います。
似ているといえば、「みなし残業」なのです。

学校の内部にいると特別とは思わないのですが、教師の給料には特例がついています。
教師の給料は「特殊・特例」なのです。
一般の会社員、そして、一般の公務員とも違うのです。

教員採用試験で勉強したと思いますが、
いわゆる「給特法」、正式名称は「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」が、教師の給料について定めています。

その1条(趣旨)です。… 続きを読む

アキタイヌ?アキタケン?

オリンピック女子フィギュアスケート金メダリストのザギトワ選手に、「秋田犬」がプレゼントされると話題になっています。
ところで、テレビのアナウンサーが「秋田犬」を「アキタイヌ」と読んでいることに、あれっと思った人は多かったようです。
私もそうでした。

私、というか、私の周りの人は「秋田犬」ことを「アキタケン」と読んでいます。
子供の頃から、ずっとそう読んでいました。

ところが、「アキタイヌ」だというのです。
なぜなのか調べてみました。

NHKは、このように視聴者の疑問に答えています。

「秋田犬」は地元では伝統的に「アキタイヌ」と呼ばれ、「秋田犬保存会」(大館市)も「アキタイヌ・ホゾンカイ」です。
しかし、NHKが平成2年(1990年)2月に首都圏在住の16歳以上の男女を対象に行った調査では、「秋田犬」を「アキタケン」と読むと答えた人は全体の95%もいました。 … 続きを読む