私の教育サークルのML(メーリングリスト)において、ある女性の先生が
「ところで、なんで、ポチっていうの?」
と発言していました。
ポチとは「ポチッとな」ですよ。
私は、「おおっ、この先生をモヤモヤから救ってあげなければならない」と思いました。
「ポチッとな」
これは、ヤッターマンシリーズで悪役の天才科学者ボヤッキーがボタンを押す時の掛け声なのです。
これが、転じて、
「ボタンを押す時のかけ声」
あるいは、
「ボタンを押す行為の代名詞」
として使われるようになったのです。
そして、
もっと転じて
「クリックする時のかけ声」
あるいは、
「クリックする行為の代名詞」
として使われています。
ちなみに、
この「ポチッとな」は、二つの方向に進化していきます。
一つは、
「・・ッとな」
のバリエーションの方向です。
タイムボカンシリーズでも、「ブチュっとな」「デボっとな」「セコっとな」「コケっとな」「コスっとな」「ダサっとな」「プチっとな」のバリエーションがあるのです。 私だったら、
「シレっとな」
「バキッとな」
「チャッとな」
なんて使いたいです。
もう一つは、簡略化の方向です。
私のサークルでは、
「ポチッとな」
「ポチッ」
「ポチ」
「ぽち」
「ぽ」
まで進化してきています。
そのうち、なくなっちゃうかもしれません。
言葉は動き、変化していくのですね。