「語先後礼」

道徳が教科化して、様々な話題が飛び込んでくるようになりました。
2年生の道徳の教科書に出てくる「語先後礼」もそうです。

「語先後礼」読み方は「ごせんごれい」です。(「先言後礼」(せんげんごれい)という言い方もあるそうです。)
先にあいさつを言って、後で礼をする、という意味ですね。

例えば、「ありがとうございました」とあうさつを言ってから、その後で礼をするというのが一連の流れなのです。
「ありがとうございました」と言いながら同時に礼をするのではありません。

「失礼します」と言ってからお辞儀をする。
「よろしくお願いします」と言ってからお辞儀をする。
「ありがとうございました」と言ってからお辞儀をする。

「言葉が先で、お辞儀が後」、これはあいさつの基本です。… 続きを読む

「一騎打ち」にもち込む

「ランチェスターの法則」なるものがあります。有名なので、ご存知の方も多いと思います。
イギリスの技術者ランチェスターが提唱した法則で、本来、軍事作戦の説明・遂行に使われるものです。
が、日本では、販売・経営戦略として知られています。販売も戦いという点で、軍事と共通するものがあるからでしょう。

ランチェスターの法則は、二つあります。

1 ランチェスターの第1法則 「一騎打ちの法則」
古代の戦闘のように1人と1人が戦う、一騎打ちの戦いの状態。
30人と20人で戦いを行っていくと、力が対等で互いにつぶし合うなら、一騎打ちの場合は30人の側が10人残り、20人の側は全滅するのです。

2 … 続きを読む