年休の「仮の理由らしきこと」

時に、コンサートに行ったり、習い事に行ったり、夜間開催の研修会に行ったりするのに、少しばかり早めに勤務を終えて、学校を出たいことがあります。 もちろん年休を申請するのですが、その時、ストレートに「コンサートに行くので年休をとります」とは、なかなか言いにくいのが実情です。

もちろん、年休(有給休暇)に具体的な理由を述べる必要はないのですが、校長先生や同僚の同意をすんなりと得るために、「仮の理由らしきこと」を言った方が楽なんです。

私の教育サークルの懇親会において、その「仮の理由らしきこと」が話題になりました。
以下、「そっと」話します。

子育て中のサークルのメンバーが使っているのが、「子どもの行事」への参加です。
授業参観、面談、発表会など子どもがらみの様々なイベントがあります。
学校関係者なら、その重要性はよくわかっているはずです。
家族への愛をうまく利用するのです。

次に、よく使っているのがお通夜です。一旦家に帰って、服を着替えてお通夜に行きたいので年休をお願いしますと言います。
法事もそうですね。四十九日や一回忌、三回忌、七回忌等があり、平日に行われることもあります。
ただ、あまり頻繁には使えません。そして、まさかのために、誰のお通夜・法事なのか答えられるようにしておきましょう。

そして、やはり一番多く使っているのが病院通いでした。
病院は、内科、皮膚科、歯科、整形外科、眼科、耳鼻科、いろいろあります。ですから、皮膚病になった、歯が痛い、目が痛い、腰やひざが痛いなど身体の不調を訴えるのです。 ただし、普段から、何かしらの不調をさりげなく訴えておいた方がよいです。

さて、
私は、いざというときは「歯医者に予約を入れてある」と言っていました。
予約の変更はとても面倒であること、歯の痛みは耐えがたいことを、誰もが知っていますので、いつもすんなりと年休をいただけました。

でも、心身のリフレッシュのために、堂々と、もっと年休をとりましょう。