平成29年4月1日現在における子どもの統計

総務省では、5月5日の「こどもの日」にちなんで、平成29年4月1日現在における子どもの統計を発表しています。
ちなみに、子どもとは15歳未満とされています。中学生まで子どもなのです。
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi1010.html

発表データの順に紹介していきます。

1 子どもの数は1571万人、36年連続の減少
子どもの数は、前年に比べ17万人少ない1571万人で、昭和57年から36年連続の減少となり、過去最低となりました。
ちなみに、昭和57年とは第2次ベビーブームの子ども達が成長し終わる頃になります。

2 子どもの割合は12.4%、43年連続の低下… 続きを読む

「シカクいアタマをマルくする」社会問題2

「戦争にまきこまれた子どもたちを助ける」ためにできること問題の続きです。
この問題に対する日能研による解答を再掲します。

解答例
・戦争がおきている地域やそこでの子どもたちのくらしについて調べ、まわりの人に伝える。
・ユニセフの活動を紹介するポスターを作り、学校内で募金をよびかける。

これって行動を伴った解答で、模範的ですね。

ですが、得点にはならないかもしれませんが、他の方法も考えられます。

私は、シリア、アフガニスタンなどの実情を調べるだけでいいと思っています。
調べていく中で、同じ年齢の子が、自分とは全く異なる生き方を余儀なくされていることを、しっかりと受け止めれば、それでよしとします。 そして、日本にくらす自分と比べてくれればよしとします。… 続きを読む

「シカクいアタマをマルくする」社会問題1

今日も、また、日能研の「シカクいアタマをマルくする」問題です。
が、今回は、頭を抱えて考え込んでしまいました。重たい問題です。

5月の社会の問題です。

次の文章を読んで、問いに答えなさい。

下の各条文は、1989年に国際連合で採択(さいたく)された、「子どもの権利条約」の中で書かれている5つの条文を、意味が分かりやすくなるように要約したものです。 (中略)
世界に目を向けると、まだまだこれらの権利が守られていない子どもたちがたくさんいます。同じ子どもとして自分たちにできることを考えてみてはいかがでしょうか。

第6条・第22条・第24条・第28条(略)
第38条
国は、15歳にならない子どもを兵士として戦場に連れていってはなりません。また、「戦争にまきこまれた子どもを守るために、できることはすべてしなければなりません。」… 続きを読む