9月1日に、エネルギー教育シンポジウムIN東京に参加してきました。
そこで、私たちに密接に関わる「再生可能エネルギー発電促進賦課金」についての話を、谷和樹氏、石川和男氏の両氏からうかがうことができました。
添付した、渡辺家の2018年6月の電気料金の領収書を御覧ください。
そこに、「再エネ促進賦課金」と記されているのがわかると思います。
これは、渡辺家の電気料金の領収書だけでなく、皆さんの家の電気料金の領収書にも記され、皆さんが支払っているものです。
渡辺家の場合は、1252円。
これは、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」です。
で、「これっていったい何?」という方もいると思うので、経済産業省の資源エネルギー庁のサイトから引用します。
再生可能エネルギー発電促進賦課金とは
固定価格買取制度で買い取られる再生可能エネルギー電気の買い取りに要した費用は、電気の使用者から広く集められる再エネ賦課金によってまかなわれます。 http://supervisor-ex.com/L90494/b100/12551
私たちは、電気料金+再エネ促進賦課金を支払っているのです。
私たちが支払ったこの再エネ促進賦課金によって、再生可能エネルギーが買い取られています。
現在、再生可能エネルギーのほとんどは太陽光発電です。
ですから、この太陽光発電を高めの売電で賄うために、再エネ促進賦課金が使われているのです。
どのくらいの率かと言うと、
平成24年度 0.22円/kWh
平成25年度 0.40円/kWh
平成26年度 0.75円/kWh
平成27年度 1.58円/kWh
平成28年度 2.25円/kWh
平成29年度 2.64円/kWh
平成30年度 2.90円/kWh
てす。
どんどん上がってきています。
でも、これだと実感がないと思います。
そこで、渡辺家の場合の432kWhで計算してみましょう。
平成24年度 0.22円/kWh 95円
平成25年度 0.40円/kWh 172円
平成26年度 0.75円/kWh 324円
平成27年度 1.58円/kWh 682円
平成28年度 2.25円/kWh 972円
平成29年度 2.64円/kWh 1140円
平成30年度 2.90円/kWh 1252円
この上り方、すごいと思いませんか。
この後どうなるのか、心配になりました。