どう扱う「スポーツの世界で活躍する人物」の伝記

この頃、図書室で見られる「スポーツの世界で活躍するあこがれの人物」の伝記。
これを、国語の授業でどう扱っていきましょうか。

どのクラスにおいても、スポーツのクラブに所属している子はたくさんいます。
主なところで、

・サッカー
・バスケット
・野球
・水泳

でしょうが、他にも、

・陸上… 続きを読む

「スポーツの世界で活躍するあこがれの人物」が伝記になっている

国語の教科書に、伝記を取り扱う単元があります。
光村図書の教科書では、「伝記を読んで、自分の生き方について考えよう」という単元です。

教科書には、教材として取り上げられた濱口儀兵衛の伝記の読み取りをもとに、自分が選んだ伝記の人物を紹介することが学習として提示されています。
しかし、今どきの子供たちは、かつての有名どころである「ヘレンケラー」「ナイチンゲール」「エジソン」といった人物に、あまり興味を示しません。(日本の歴史人物には興味を示すのですが) 今どきの子供たちが手にとるのは、スポーツ選手、それも、現代に生きるスポーツ選手の伝記です。
そのスポーツ選手の伝記は、一冊二冊ではなく、たくさん図書室に置かれています。

もちろん、先の「ヘレンケラー」「ナイチンゲール」「エジソン」といった定番の伝記はあります。
しかし、スポーツ選手の伝記への流れが確かにあるのです。

「歴史に残る重要事を成し遂げ、思想・芸術・生活等に大きな影響を及ぼした人物」

から… 続きを読む

先生が笛の合図をするまでは動いてはいけません。

向山洋一氏が、「子供を動かす法則」はただ一つだと述べています。

では、「子供を動かす法則」は何か。
それは、ただ一つである。

「最後の行動まで示してから、子供を動かせ。」

子供を動かす秘訣は、これに尽きる。
「子供を動かす法則」 向山洋一

その説明の中で、次のように書いてある箇所があるのです。
遠足に行って、昼食の食べ方の指示をする場面です。

そそっかしい子供がいて、これだけで動き出してしまうかもしれない。日頃の指導にもよるのだが・・・。… 続きを読む