時折、こちらのミスを保護者から指摘されることがあります。
大きなミスではなく、ちょっとしたミスです。
「先生、テストの点数、85点じゃなくて90点なんですけど」
「学級通信の名前が違っています」
「・・のプリントが配られていません。」
「体育のときにぶつかって、保健室に行ったそうですが」
・・・・・
しかし、
恐ろしいことですが、こんなちょっとしたミスの指摘の初期対応を誤ると、ときに大きなクレームにまで発展することがあります。
それは、そのミスの指摘を受けた教師が、初期対応で「D言葉」を発してしまったからです。
「D言葉」とは、
だって
だから
でも
のように、頭文字が「D」の言葉です。
「だって」は、そんなことを言われても困るという逃げ腰の姿勢に見える言葉。
「だから」は、そんなことも分からないの?という上から目線に見える言葉。
「でも」は、それは違うんじゃないの?という反抗的な態度に見える言葉。
相手の指摘は、まっとうな指摘で正当な指摘です。
それをクレーム扱いしてしまったら、相手は怒ります。
このような指摘を受けたときは、「D言葉は言わない」「D言葉は使わない」と呪文を唱えましょう。
「D言葉とは周囲を不愉快にする言葉遣い。ご注意くださいね」
http://supervisor-ex.com/L90494/b300/13611
以前、朝会で次のような話がありました。「でも、どうせ、だっては使わないようにしよう。」いずれもD言葉でした。
そうです。
でも、だって、どうせと言われたら、やはりムッとします。火に油となります。
気をつけます。
言い訳できるのは、まだ自信と余裕があるのですよ。
例にあるようなミスを自分はやってそう・・・っていつも思うから
すぐ、謝っちゃう。
これもどうかって言われそうですが。