冬休み明けは子供の自殺が4番目に多い

このメルマガにおいて、繰り返し話題にしている「長期休業明けの自殺」についてです。
冬休み明けは、1年の中で、子供の自殺が4番目に多い時期です。

添付したデータを見ていただくと、一目瞭然です。

1番目は、夏休み明け
2番目は、新しい学年になってすぐの4月の最初
3番目は、5月のゴールデンウィーク明け
そして
4番目は、冬休みの明け

です。

この自殺対策白書には、このように書かれています。
「18歳以下の自殺者において、過去約40年間の日別自殺者数をみると、夏休み明けの9月1日に最も自殺者数が多くなっているほか、春休みやゴールデンウィーク等の連休等、学校の長期休業明け直後に自殺者が増える傾向があることがわかる。 学校の長期休業の休み明けの直後は、児童生徒にとって生活環境等が大きくかわる契機になりやすく、大きなプレッシャーや精神的動揺が生じやすいと考えられる。」

今日は、仕事始め。
しかし、微妙な日付ですので、学校勤務をする先生、しない先生、それぞれがいるのだと思います。

でも、勤務する・しないに関わらずできることがあります。

それは、不登校気味だったり、学校に行きたくないとぐずった子に電話をかけることです。
できたら、家庭訪問がいいです。

その子は、学校が始まるので、不安になっているかもしれません。
ですから、子供と電話で話す中で、「大丈夫だよ。先生は待ってるから。安心して学校においで。」というメッセージを送ってください。

手間はかかりません。
心配な子がいたら、電話してください。

18歳以下の日別自殺者数(平成27年版自殺対策白書)
http://supervisor-ex.com/L90494/b300/13701

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください