2/1に行われたサッカーアジアカップの決勝「日本対カタール」。
結果は、1対3で日本はカタールに敗れ準優勝となりました。
私はこの試合をテレビで前半だけ見ていました。
私はサッカーに詳しくないので、細かいことは分かりませんが、「完敗」だったと思います。
この試合について、様々な方がコメントをしています。
サッカーの戦術、選手起用等は私は分かりません。
しかし、次のイビチャ・オシム氏の言葉が心に残りました。
それは、荒れていたクラスを担任する時の心構えと一緒だと思ったからです。
「しかし言えるのは……順当な結果だったということだ。
試合の入り方は、カタールの方が日本よりも圧倒的に決意に満ちていたのだから。
運は勇気を出した方に味方する。」
「カタールは、最初から全力を出し切って戦う気持ちに溢れていた。
日本の入り方は典型的な強者の入り方だった。この試合がどういう展開になるかをじっくりと窺い、最初から全力で何かをしようとはしなかった。 ようやく自分たちで何かをしようとしたのは、先制ゴールを奪われてからだった。」
「勇気を出してゴールを奪ったチームが勝つのは当然だ。
少なくともカタールは何かをしようと試みたのだから。そして、ふたつの素晴らしいゴールを奪った。
まさに“勇気ある攻撃”によって成し遂げたゴールだ。
彼らは運にも恵まれたと言えるだろう。だが、運は勇気を出した方に味方するものなのだから……。」
ナンバーウェブ https://number.bunshun.jp/articles/-/833377
もしかしたら、4月から、困難なクラスを担任する読者がいるかもしれません。
その時は、「どういう展開になるかをじっくりと窺い、最初から全力で何かをしようとはしない」のではなく、「最初から全力を出し切って戦う気持ちに溢れ」させてください。
相手は手強いです。
受けてたってはいけません。
最初から全力を出し切っていきましょう。
勇気や全力という気持ちの面は技術・上手さを越えるのだと思いました。勇気のである発信をありがとうございます。
待ち構えて様子を見ようとしたら、負けるクラスがあります。
明るい気迫が必要です。