先日の身だしなみの講座において、「あごマスクはマナー上よろしくない」のではないかと話題になりました。
相手に、失礼ではないかというのです。
もちろん、マスクすること自体は、鼻水や咳の飛散の防止策や花粉症対策として、必要なのですから、マスクをすること自体は別段問題はありません。 健康上、必要です。
そうではなくて、マスクをかけたまま話すことが失礼ではないかというのです。
授業において、マスクをしたまま子供たちに話すというのはあり得ます。
これは、子供たちにうつさないようにしているのです。
「先生は、少し風邪をひいてるから、みんなにうつさないように、マスクをつけたまま話しますね」と、一言子供たちに断っておけばいいです。
ただ、研修会など、講師の先生が学校に来た時にどうするか、です。
そのような場で発言をする場合、これも「風邪をひいてるので、マスクをつけたたままで失礼します」と断って、マスクをつけても話すのはいいと思います。
しかし、それまで口にあったマスクを、一瞬あごにずらして、あごにかけたまま話すのはやはり違和感があります。
それは、マスクの内側の汚れているものがあごにつきますし、逆に、あごの汚れがマスクについてしまいます。
そういう不潔さと、イージーにあごにマスクをずらす所作が、マナー上失礼ではないかと考えるのです。
話す時は、きちんと両方の耳からマスクをはずして、マスクを畳んでから話しましょう。
これなら、マスクの汚れが飛散しませんし、相手にいやな感じを与えません。
おっと、季節外れの話題でごめんなさい。
マスクの季節になったら、思い出してください。