「教材研究ノートの作り方を知りたい」

「明日の授業が変わる」公的研修
教育トークライン2019年6月号において、水本和希氏がこんなタイトルの原稿を書いています。
そこで、「教材研究ノートの作り方を知りたい」と水本氏は訴えています。
確かに、私も、そんなことを公的研修で教わったことはありません。

公的な研修を受けても、日々の授業は変わりません。
研修のテーマや内容はこちらから望んだものではなく、教育委員会がお仕着せで設定した、あまりに大きすぎるものだからです。

自分にとって、明日の授業にとって、有効なテーマや内容の公的研修がほしいですね。

さて、この原稿で、水本氏が訴えていることの一つが、「教材研究ノートの作り方を知りたい」ということです。
私も、公的研修で教わったことがありませんし、これまで、そんなテーマの公的研修が行われたと聞いたこともありません。

「先輩方がどのようにノートを作っているのか?実際のモデルをいくつか紹介していただき、そのポイントを解説してもらう」そんな研修をしてほしいと水本氏は言います。

そうです。
おそらく、そんな教材研究ノートが公開されたら、授業の準備が具体的になります。

例えば、
・ノートにまず、授業する教科書のページのコピーをはりつける
・達成する目標を赤で囲む、もしくは、書きこむ
・主な発問や指示を、フローにして、青で書き込む
・・・

こんな具体的な事柄まで落とせば、授業に生かせますね。

きっと水本氏は、自分なりの教材研究ノートの作り方をもっているのです。

皆さんも、公的研修まで待たずに、自分なりの教材研究ノートを作ってください。