水に慣れていない1回目、2回目の水泳授業は、特にていねいに

梅雨に入りました。それでも、時折、陽射しが強く差し込んで、だんだん夏に向かっていることを感じさせます。
そろそろ、プール掃除をして、水泳の授業に備えている頃かと思います。
子供達の中には、水泳の授業を心待ちにしている子もたくさんいますが、最初のうちは慎重に、慎重にやりましょう。

私は、水泳授業の季節になると、体育主任として、まだ水に慣れていない1回目、2回目の水泳授業は、特にていねいにやってくださいと職員に口酸っぱく言っていました。

水慣れをていねいにやること、そして、子供達の体調管理の確認を頻繁に、ていねいにやることです。
また、水温や気温も、十分余裕をもった日を選びたいです。

私が若い頃、近隣校で水泳の事故がありました。心臓麻痺で子供が亡くなったたのです。
寒い日に行われた、6月の水泳授業でした。

普段はとても元気で健康な子でも、水に入ることは異次元のことで、慣れないことなのてす。
それが当たり前と感じるまで、時間がかかります。
その慣れるまでの時間が、「鬼門」です。

私は、慣れるまでの回数を、2回と考えていました。ですから、それまでは、ていねいな上にもていねいに指導した方がいいです。

それが過ぎれば、極端なことを言うようですが、いきなり飛び込ませても大丈夫です。

楽しい水泳授業が不幸なことになりませんように。