心肺蘇生法の研修で、「覚悟」を決める

水泳授業の実施が近づくこの時期、横浜市の学校では、消防署の職員を講師に招いて、心肺蘇生法の研修を行うことが決められていました。 他の地域でも、同様の研修が定められていると思います。
実は、私はその心肺蘇生法の研修とともに、ある覚悟を心に決めていました。

心臓マッサージと人工呼吸のやり方を、実技研修し、その上でAEDの扱い方も実技研修する。それが、毎年1回行われている心肺蘇生法の研修でした。

消防署の職員が、いつもていねんに教えてくれました。
しかし、いつからか、心臓マッサージと人工呼吸の回数ややり方が、少しずつ、より簡易で効率の良いものに修正されていって、回数や頻度がよく分からなくなったというのが、正直なところでした。

現在、日本赤十字社では、心臓マッサージを30回やったら、人工呼吸2回をやるというパターンです。

でも、そのように説明されても、実際にそんな場面になったら、回数は覚えていられるだろうかといつも考えていました。

ですから、私は、20か30回の心臓マッサージを「トットットッ」と速くやった後、「フーフー」と2回の人工呼吸と覚えていました。

少し間違っているかもしれませんが、それでもやらないよりはマシです。… 続きを読む

水に慣れていない1回目、2回目の水泳授業は、特にていねいに

梅雨に入りました。それでも、時折、陽射しが強く差し込んで、だんだん夏に向かっていることを感じさせます。
そろそろ、プール掃除をして、水泳の授業に備えている頃かと思います。
子供達の中には、水泳の授業を心待ちにしている子もたくさんいますが、最初のうちは慎重に、慎重にやりましょう。

私は、水泳授業の季節になると、体育主任として、まだ水に慣れていない1回目、2回目の水泳授業は、特にていねいにやってくださいと職員に口酸っぱく言っていました。

水慣れをていねいにやること、そして、子供達の体調管理の確認を頻繁に、ていねいにやることです。
また、水温や気温も、十分余裕をもった日を選びたいです。

私が若い頃、近隣校で水泳の事故がありました。心臓麻痺で子供が亡くなったたのです。
寒い日に行われた、6月の水泳授業でした。

普段はとても元気で健康な子でも、水に入ることは異次元のことで、慣れないことなのてす。
それが当たり前と感じるまで、時間がかかります。… 続きを読む

犬や猫に「マイクロチップ」装着が義務化

犬や猫に、誰が飼っているかという情報を記録した「マイクロチップ」装着(埋め込む)を義務づけられます。
改正動物愛護法が可決したのです。

この法案は、
・いい加減な飼い主がペットを軽々しく捨てることを防ぐ
・災害などで、ペットが迷子になった時に探しやすくする
などの目的で作られたのです。

東日本大震災の際、ある自治体で保護された犬と猫のうち、迷子札や鑑札、狂犬病の注射済票を身に着けていた場合は100%飼い主が判明しました。 しかし、首輪のみの場合、飼い主が判明したのは犬は0.5%、猫の場合はゼロだったのです。
こうして、マイクロチップの重要性が見直されたのです。

私は、猫を2匹飼っていますが、モモという猫は、これまで何度も家を飛び出して捜すのに苦労しています。… 続きを読む