クロネコヤマトの「応援メッセージ募集キャンペーン」

2020年の東京オリンピックに向けて、ヤマトホールディングス(ヤマト運輸)は、「応援メッセージ募集キャンペーン」を開始しました。 対象は、小中学生です。なお、学校単位での応募も受け付けています。

「クロネコヤマトは、荷物だけでなく、みんなの応援も届けたい。
その想いで、東京2020オリンピック・パラリンピックに集うすべてのアスリートに向むけた応援メッセージを募集します。
応募いただいたものの中なかから、審査員が選んだ応援メッセージをトラックに掲出して東京の街を走ります!
さあ、熱い応援を一緒に届けよう!」
キャンペーンには、こんなクロネコヤマトのメッセージが添えられています。

ここで注目したいのは、「トラックに掲出して」という部分です。
当選したメッセージは、クロネコヤマトのトラックにデカデカと書かれて、東京の街を走り回るのです。
見てみたいですね。… 続きを読む

緩和ケア病棟で、VRが活用されています

今日もVRの話題です。

「一日でもいいから自宅に帰りたい」
これは、病院に入院している終末期のがん患者の願いです。
そんな患者の願いをかなえるため、兵庫県芦屋市の芦屋病院の緩和ケア病棟で、VR(仮想現実)が活用されています。
患者は病室にいながら、外出をVRで疑似体験できるのです。

患者は、ベッド上でVRヘッドセットを装着します。
事前に、「自宅を見たい」という男性の願いを受け、妻と娘さんが、360度カメラで撮影してあります。

VRヘッドセットには、撮影された自宅のリビングや寝室、ヤマモモやモクレンが育つ庭、愛車などの映像が流れます。

妻と娘さんは「本人目線で、歩いているように撮影した。パパがいつも座っていたソファに座り、好きなゴルフ番組にチャンネルを合わせました。13年間乗った車の運転席では、運転気分を味わえるよう工夫した。」と話しています。

患者は「まさか見られると思ってなかった」と感想をもらしました。… 続きを読む

知覚過敏をVRで体験する

ボランティア教育において、アイマスクを使ったり、車椅子に乗ったりする体験をさせることがあります。
この体験は、障害者になる疑似体験です。
これは、子供たちに障害者の人たちの気持ちを少しでも味わわせることによって、障害者の人たちへの支援につなげるわけです。
ところが、現在、VR(仮想現実)を使った、このような疑似体験が生み出されているのです。

その疑似体験する対象は、発達障害の人たちです。
VR(仮想現実)で発達障害の人特有の感じ方を疑似体験し、働きやすい職場づくりに生かしてもらうのです。
VRを制作したのは、認知症体験ができるプログラムなども作る千葉県浦安市の会社「シルバーウッド」です。

発達障害の特性の一つが、光や音に敏感すぎることです。聴覚過敏・視覚過敏といった知覚過敏です。
知覚過敏の場合、周囲はどう見え、どう聞こえているかをVRによって再現してます。

聴覚過敏のVRは、周りに人がいるざわついた空間での面接の場面です。… 続きを読む