教師という職業が不人気化しています。
その理由の一つは「多忙」ということですが、加えて「客を選べない」からだと、Chikirin氏は言っています。
Chikirin氏の言うことを聞いたところで、すぐには問題を解消させる対応はできないでしょうが、少なくとも「こんな問題点がある」ことだけは理解しておきたいです。
小売業界では「モンスター顧客」への対策が検討され始めたと言っています。
ちょっとしたミスで怒りまくり、土下座しろと要求し、騒ぎまくる顧客への対策です。
今までは、「お客様は神様」だったので、多少の無茶でも受け入れてきましたが、もう、「こんな仕事やってられない」と社員が辞めていく時代です。 超人手不足の時代、「店員に辞められるくらいなら、ヒドすぎる客は切ってもいい」と考える経営者が増えています。
そんな経営者は、「客を選ぶ」ことを始めようとしているのです。
これからは、「客を選別できない職場」は、優秀な人材を集めるのが難しくなるのです。
多くの人が、「変な客の多い職場では働きたくない」と考えています。
そんなところで働かなくたって、他でたくさん雇ってくれるのです。
しかし、相手がモンスター顧客であっても、公務員は、あらゆる市民に対応しなくてはなりません。
公立の小学校は、保護者を選べないのです。
こんなふうにChikirin氏は、教師という職業が不人気化する理由を述べています。
異論反論はあるでしょうが、「こんな問題点がある」ことだけは理解しておきましょう。
Chikirinの日記
客を選べない仕事の不人気化
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