「逆風の向こうにミライはある」 緒方貞子さん

明けましておめでとうございます。

年頭に当たり、特別なメルマガにさせてください。

昨年、亡くなられた緒方貞子さんは、私が発行している有料メルマガのブックレビューで取り上げていて、印象に残っています。

そのブックレビューは「ミライの授業」です。
緒方貞子さんは、12日間に渡ったブックレビューの最後でした。

緒方貞子さんは、国連難民高等弁務官として難民の救済に尽力しました。
「小さな巨人」と呼ばれ、国連で一番有名な日本人なのです。

緒方貞子さんの祖父は、5・15事件で倒れた犬養毅元首相です。
彼女は、聖心女子大学文学部卒業後、アメリカの大学院で政治学を学び、日本に帰国し、上智大学教授から、国連公使、国連人権委員会日本政府代表などを歴任します。

緒方貞子さんの名を世界に知らしめたのは、1991年国連難民高等弁務官(UNHCR)に就任後の前例のない難民救済です。… 続きを読む