外国人の子に日本語を教える

クラスに外国人の子、いませんか。
その子が、日本語を話せれはよいのですが、日本に来たばかりで「日本語が話せない」レベルだと、国語や算数を教えるどころではありませんね。

そんな外国人の子に対して、白杉亮氏が「びっくりぽんプレゼンテーション」で、こうすれば、日本語がわかる・話せるという教え方を発表しました。

この発表の元になっているのは、「にほんごの日」記念 第2回 新宿日本語学校研究発表会での発表です。

白杉先生は、江副隆秀氏が考案した品詞別のカードを、組み合わせることで授業していきます。
そうすることによって、自然に、動詞、形容詞、副詞などの使い方をマスターできるのです。

例えば、動詞は、
〜〜ます。(例:食べます)… 続きを読む

舌が下に落ちると滑舌が悪く、口呼吸になる

クラスに、もごもごと話す子いませんか。クラスに、舌足らずで話す子いませんか。
そして、その子は他の子とうまくコミュニケーションを取れずに悩んでいませんか。

そんな話し方に問題のある子に対して、金子ふみ氏が効果的な手だてを発表しました。
「第2回びっくりぽんプレゼンテーション」における発表です。

それは、「あいうべ体操」という「お口の体操」です。

あいうべ体操は、調べてみると内科医の今井一彰氏が考案したものだそうです。

そもそも、舌は上あごに軽く接触している状態が望ましく、下に落ちていると滑舌が悪くなったり、口呼吸になって病気になる可能性が高いと言います。

この舌が落ちている状態を元に戻すのが、「あいうべ体操」なのです。

やり方はそんなに難しくありません。
口を大きく動かして「あー」「いー」「うー」と言います。… 続きを読む

「粗大運動」って何?

「第2回びっくりぽんプレゼンテーション」なる発表会の中で、小河原玲氏が、「粗大運動を算数に」取り入れた実践を紹介していました。

えっ、「粗大運動」って何?ですよね。「粗大ゴミ」はわかるけど、です。

そもそも「粗大運動」は、「微細運動」と対になっている概念です。
「微細運動」とは、目と共に手や手首や指などを用いる小さな動きです。例えば、はさみを使ったり、紙を折ったり、はし、スプーンを用いて食べたりする動きです。 もちろん、ノートに字を書くことも含まれます。

一方、「粗大運動」とは、腕や足や、他の大きな身体の箇所を用いた大きな動きです。例えば、大きく手足を動かしたり、歩いたり、走ったり、階段を上ったり、自転車をこいだりする動きです。

この「粗大運動」は、学習とあまり関係なさそうですが、それが関係するのです。
そんな研究もあります。

マイコー雑記
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