1年生 頼りになるのは私だけである

私が初めて一年生担任するにあたって、勤務校の先輩の先生に聞いて回って様々なアドバイスをもらい、そして、チューリップのエプロンをつけた話をしました。 一方、様々な本を読んで、一年生に関する情報も得ていたのでした。

その1年生に関する情報の中で、一番得心がいったのは、向山洋一氏の次の言葉でした。
「一年生が学校にやってきて、頼りになるのは私だけである」

ちょうど同じ時期、息子が保育園に入りました。慣らし保育だったのですが、保育園に行って保母さんに息子を預けるとなると、息子も私達夫婦も不安でなりません。 ですから、保育園の中では一番頼りになるのは保母さんです。
実際、初めての時は保母さんに息子を預けると大きく泣いていたのに、すぐに慣れて、楽しく保育園暮らしを始めてくれました。

こんな息子のことを様子を重ねて合わせると、やはり 「一年生が学校にやってきて、頼りになるのは私だけである」というのが、一番頷けることでした。

1年生は、一人で初めての学校という所にやってきているのです。
不安でいっぱいな子もいるはずです。
担任の私が守ってあげなくて、誰が守ってあげるのでしょうか。

「一年生が学校にやってきて、頼りになるのは私だけである」
これが、1年生を担任するにおける1番の心得だと思います。

1年生担任になった先生、1年生の不安や困ったことを、まず助けてあげてくださいね。