デマ報道に気をつけるポイント「だしいりたまご」

NHK テレビを見ていたら、デマ報道に気をつけるポイントを、わかりやすく示していたので紹介します。

それは、「だしいりたまご」です。外科医の山本健人氏が考えたものです。
わかりやすいので、ぜひ覚えておいて活用しましょう。

「だ」=誰が言っている?
その情報を発信している人が、本当に専門家なのか。一見すると、専門家のようでも、実は厳密に言うとその分野は専門ではない、という場合もあります。

「し」=出典はある?
いくら優れた専門家でも、人間である以上間違えることはあります。ですので、その情報の「出典は何か」「エビデンスはあるのか」を、常に考えておきましょう。もし出典がないとしたら、その情報が正しいかどうかを他の専門家が検証することができません。

「い」=いつ発信された?
医療に関する情報は、最初は正しいと思われていたことでも、時間が経って研究が進んだ結果、「実は間違いだった」とわかることがあります。

「り」=リプライ欄にどんな意見がある?
TwitterなどのSNSでは医療に関するデマが拡散することも多いのですが、リプライ欄を見ると、専門家がデマを否定していることが簡単にわかることもよくあります。

「た」=たたき(攻撃)が目的の投稿ではないか?
誰かを攻撃することが目的の投稿ではないか、拡散する前にもう一度考えてください。

「ま」=「まずは一旦 保留しよう」
見つけた情報を友達に教えたり、リツイートしたり、情報の内容を実際に試したり???、そうした行動を起こすのを、一旦保留してみませんか。急ぐ気持ちを抑え、すぐに判断を求めないようにしてください。

「ご」=公的情報は確認した?
多くの専門家のコンセンサス(合意)である公的な情報を参考にするのが、もっとも安全ではないかと思います。

NHK “フェイクニュース”に立ち向かう
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0010/topic039.html