「ダメルールは、叱るルール」 「するルールは、ほめるルール」

新型コロナウイルス対応のために、学校では、マスク着用、手洗い、ソーシャルディスタンスなどの新たなルールが取り入れられました。 これまであったルールに加えて、これらのルールが加わったことで、先生も子供も非常に窮屈な思いをしていると思います。

ここで少しでも窮屈な思いをさせないために、ルールのあり方を考えてほしいです。

それは、

「ダメルールは、叱るルール」
「するルールは、ほめるルール」

だということです。

「・・してはダメ」というルールを設定することで、子供を叱りがちになります。
例えば、「教室を移動する時、廊下でおしゃべりはダメ」という「ダメルール」を設定すると、おしゃべりした子が叱られます。

一方、「教室を移動する時、廊下では黙ります。」という「するルール」を設定すると、黙っている子が褒められるのです。

このちょっとした違いが、とっても大切です。
先生の意識に、「ダメ」と「する」では、かなりの違った影響を与えるからです。

窮屈が学校の現状がありますが、ぜひ「するルール」を設定することで、子供をほめていきましょう。