「えー」「あー」と言わずに、黙って考えてから話してもいい

「えーあー症候群」という言葉があります。何も難しい病気とかではなくて、話している途中に「えー」「あー」とという言葉が頻繁に入ってしまう話し方のことです。 「あっ、あの人のことだ」と思い浮かんだ人もいると思います。

この「えーあー症候群」、気にならない程度に入るならいいのですが、あまりにも多く「えー」「あー」という言葉が入ると非常に気になりますよね。
私のかつての同僚に、このようなタイプの同僚がいました。それで、一度、その同僚の先生が職員会議の提案した時に、私は「えー」「あー」を何回言ったか数えたことがあります。 趣味悪いですね。
でも、あまりに多すぎて、途中で数えるのやめました。

なぜ、そのような人は「えー」「あー」という言葉を話に挟むのでしょうか。
ある人は、静寂を恐れる気持ちなのではないかと言います。
無言が気まずく感じられて、とりあえず、「えー」「あー」という声で気まずさを埋めているというのです。

この理由については、私は何とも言えませんが、ただ、もし無言が気まずく感じられているのだったら、決して気まずくないと言いたいです。

コーチングをやっていると、相手が黙っている時というのは、黙っているだけでなくて考えている時だということがよくわかります。 決して気まずいとは感じません。

もし、話をしている時に、考えがまとまらなくなったら、「えー」「あー」と言わずに、黙って一生懸命考えてから話しましょう。
きっと相手の人も、黙っていることをそんなに気にしないと思います。