「何なら列を2列にしてマルをつけてやります」

2020/07/08

「問題が解けたら、先生に見せにいらっしゃい」と言ったら、いつの間にか、ずらっと並んでしまったことないですか。
この状態は極めて危険な状態なのです。

向山洋一氏は、このように子供たちが列を作った状態を「学級崩壊の亡霊が出てくる」と、教師にとってぞっとするような言い方をしていました。
その理由は、このようにずらっと並んで待っている状態は何をしていいかわからない空白の状態で、子供達はおしゃべりをし、時にはケンカをして、教師のコントロールからしだいに外れていくからです。

「学級崩壊の亡霊」。
教育トークライン2020年7月号に、このような状態になってしまった門馬政博氏の体験が書かれています。

「しかしノートを持ってくる子供達の速さに私の丸つけが追いつかないのである。そのうち列ができ、やんちゃな K 君が横から割り込みをした。割り込まれたN君が文句を言い始め、この二人を起点にして教室中が騒然となっていった。まさに向山氏の指摘する「学級崩壊の亡霊」が出てきたのである。」

もちろん、私も列を作ってしまった時がありますが、その列の長さに気づいた時は、猛然と丸付けのスピード上げて、列を解消するにようにしていました。

門馬政博氏は、このような列を解消するための向山氏のあるやり方を紹介しています。

「何なら列を2列にしてマルをつけてやります」

なるほど、そのようなことを私はしたことがありませんでした。

列が長くなって「やばい」と思ったら、ぜひ「2列に並べなさい」と指示を出してください。
教育トークライン2020年7月号
https://www.tiotoss.jp/products/list.php?category_id=29