「読書好きな子に育てる」まず、本が身近にあるようにする

本好きな子に育てるために、どうしたらよいのか。
まず、環境面から考えてみました。

本好きな子にするためには、まず身近なところに本がたくさんあることが、とても大切だと思います。
私の息子たちの場合は、私が本好きということもあって、いたるところに本やコミックがありました。
息子たち用の本も、ためらいなく買っていました。
正直言うと、「ありました」と言うよりも、「ありすぎた」と言った方がいいかもしれません。

本が身近なところにたくさんあれば、目に飛び込んできます。
これ面白そうだなと思った本は、ちょっと手を伸ばせば、中をあけてみることもできます。
本の読むきっかけの数が、格段に増えるわけです。

加えて言うと、どんな本かというのがわかるように置いてあると、目に飛び込む頻度が増えます。
それは、図書室とか図書館で、お勧めの本が目立つように置いてあるように、背表紙ではなく、表紙が見えるように置いておくことです。 用意したり、買ってきたりした本が、バンと目に飛び込んでくるように置いてあれば、子供はきっと手を伸ばすと思います。

私は、週末にスーパーマーケットに子供を連れて行った際には、必ず本屋さんに寄ってから買い物していました。
もちろん私が読みたい本を買っていたということもあるのですが、子供達が気に入った本も、コロコロコミックも含めて買っていました。 本についてはお小遣いの範囲外にしていたのです。

私の家の場合は、図書館が近所になかったこともあって、図書館をほとんど利用することはありませんでした。
しかし、近所に図書館があるならば、子供を連れて図書館に行って本を借りてくるという習慣を作ることができます。

本があるのが当たり前の環境を作ることが、子供が本好きになる自然な第一歩になります。