「読書ぎらいにする方法」1

お母さん達から、「読書好きの子にどうしたら育つんでしょうか」と聞かれて、どう答えようか思案しています。
ですから、しばらく読書について考えたことを、発信していきます。

大森修氏が「読書ぎらいにする方法」ということを書いています。
これは、読書好きにさせるように見えて、実は読書嫌いにさせているという反面教師の方法です。

それは、

「シールを貼って読書の量を示す方法」

です。
この方法は、向山洋一氏によって手ひどく批判されたことによって、激減したと思います。

向山洋一氏は、このように言っています。

「さて、逆に、子供が何かをやってくるとシールなどを与えている教師がいる。例えば、課題ができた人間に、一枚のキレイなシールを与え、結果として全員に与える。シールをもらったことが、やったことも確認になっているという方法ならあり得よう。 … 続きを読む

「誰がいないか」ゲームが楽しそう

「あなたもすごい先生になれる17のスゴ技 」(西脇みえこ著)には、子供に人気のゲームが数多く紹介されています。
その中の「誰がいないか」ゲームは、私がやったことがなくて、知っていたらきっとやっていただろうと思うゲームです。

西脇みえこ氏はこのように書いています。

「また、「誰がいないか」は、なぜか子どもたちに大人気のゲームでした。
これは、オニが廊下に出ている間に、隠れる人を1人決め、それ以外の人は、席を移動し、誰がいなくなっているかを当てるゲームです。 ルールはすごく単純なのですが、子どもたちは、服を交換したり、頭からフードをかぶったり、うつ伏せになって顔を隠したり、オニの推理を邪魔します。 オニも隠れる役もどちらもやりたがる子が多く、リクエストも多かったゲームです。」

これだけだと、隠れる人がどこに隠れるのかよく分かりません。
きっと、先生の机の裏側とか、掃除ロッカーの中とかに身を潜めているのだと思います。… 続きを読む

子供と真剣に遊ぶ

私と同じように、ベテランと呼ばれる歳になっても、子供と一緒に遊んできた先生がいたんだなぁと改めて思いました。

コロナウイルスの感染予防のための行動規制で、子供と一緒に遊ぶというのはタイミングの良い話題ではありません。
が、それでも、遊びのやり方は色々考えられると思いますので、メルマガの話題にしたいと思います。

子供と一緒に遊んでいたベテランの先生と言うのは、西脇みえこ氏で、このように書いています。

「「先生大人気ないですよ」と子供達から言葉が出るくらい、遊ぶときには真剣に遊びます。だって負けたくないんですもの。もちろんズルはしないし、低学年相手の時は相手に合わせた力配分をしますけど、基本は本気になって遊びます。」 「あなたもすごい先生になれる17のスゴ技!!」 西脇みえこ

全く同感です。
と言うか、私は低学年相手の時も、けっこう本気になって遊んでいました。
それは、やんちゃな男の子に先生の権威?を見せるいい機会だからです。… 続きを読む