悪態をつくヨウム

イギリスの動物園で、展示されていヨウム5羽(オウムと似た種類の鳥、大型インコ)が、来園者に悪態をついて、一般公開からはずされて隔離させられたというウェブのニュースがありました。 CNNニュース
https://www.cnn.co.jp/fringe/35160239.html

5羽は、数日前に動物園に寄贈されたのだそうですが、集められるとすぐに、悪態をお互いについていたと言います。
ここらへん、もしかしたら、悪態を言っていたのは初めは一羽だったのに、その言葉が他の4羽にも伝染したのかもしれません。
悪い言葉というのは劇薬で、すぐに覚えてしまうものです。

そして、一般公開されるとこのヨウムたちは、来園者に悪態をつきます。悪態をつかれた勇者はどうしたかというと、やはり、悪態を言い返したのです。 言われた分だけ、きっちりヨウムに言い返したのです。 このように言い返したら、悪態はもっと言っていいということを学習してしまいます。

このニュースを子供達に、どう伝えましょうか。
いろいろな発問は考えられると思いますが、私だったら、「一般公開から外された悪態ヨウムを、美しい言葉のヨウムにするために、あなただったら何をしますか?」なんて発問してみたいです。

実際に、イギリスの飼育担当者は、どうしてるのでしょうかね。