「教室を綺麗に保つ」

今日も、生臭い話ですが、クラスの「防火活動」についてです。
クラスの防火活動とは、「トラブルを未然に防ぐためにできることを行う・トラブルの起きにくい環境づくり」です。

きっとどのクラスでもできるのが、「教室を綺麗に保つ」ということです。
子供達が不安定だったり、気持ちがささくれだったりしていると、教室の整理整頓が乱れたり、掃除が隅々まで行き届かなくなります。

これはこれで仕方のないことなのですが、そのままで放置して良いわけではありません。
ゴミが落ちているのを見たり、机が曲がっているのを見たりして、子供達はそれが当たり前のように思うようになります。
そうすると机が曲がっていても直そうとしませんし、ゴミが落ちていても拾おうとせず、返ってゴミを蹴ってて歩くようになります。

どうすれば良いか?
それはとっても簡単で、子供達が帰った後、先生がささっと整理整頓したり、ほうきで簡単に掃いたりすればよいわけです。

そうすれば、翌朝ある程度整った教室に子供達は入ってきますので、乱れたものは目にしなくなります。
これが、かすかな効果かもしれませんが、トラブルが起きにくい「防火活動」なのです。

私は大変なクラスの時、子供達が帰った後、淡々と乱れたところを直し、ほうきでこざっぱりと掃いていました。

普通のクラスであれば、帰りの会の時に、子供たちに「乱れたところを直してごらん」と声をかけ、机を整列された上で帰すことができます。

それができないクラスならば、淡々とやるしかないと考えていました。