「これやったら、必ずコーチングは失敗する」

コーチングをやっていて、今日は「うまくいったなあ」とほっとする時と、今日は「うまくいかなかった。いまいちだったなあ」と落ち込む時があります。 これは授業と同じです。

やるべきことは、この「うまくいかなかった」を振り返って修正し、「うまくいった」にしていくことです。

そのために、「うまくいったコーチングとはどのようなものか」という評価規準・基準が必要です。

ところが、その規準・基準が、私には、まだまだ完璧に体得できていないのです。

ですが、これをやったら必ず失敗するとコーチングは確実にあります。
これは、「これをやったら必ず失敗する授業」からの類推です。

少なくとも、こういったことを避ければ、成功に近づくことができると思っています。

「これやったら、必ずコーチングは失敗する」

一つ目は、クライアントの話を聞かないということです。
話を聞かなければ、相手は自分のことを本気で語りません。コーチを信頼することができないからです。
コーチを信頼して自分のことを本気で語らなければ、自分のことを振り返って、新しく気づくことは生まれません。

二つ目は、クライアントの言うことを否定することです。
「いや、そうじゃないですよ」とか、「それは間違っています」「考え違いです」というような事をコーチが言ったら失敗します。
コーチングは、クライアントが自分で、前向きに考えることに価値があるのです。

いかがでしょうか。
コーチングに限らず、授業においても、子供の意見を聞かなかったり、否定ばかりしていたら、失敗一直線ですよね。

ぜひ、まずは子供の意見を聞く。それも、一度は受け止めて聞くようにしてほしいです。
そして、「これをやったら、必ず授業は失敗する」ことを、考えてみてください。