「夕食は毎日同じ時間帯にする」

「働き方改革」というと、なんだか時短やICTに目が行きますが、本来の目的であるワーク&ライフバランスのことを考えさせてくれる記事を目にしました。 サークル雑誌に掲載されていた千葉美和氏の記事です。

千葉氏は「夕食は毎日同じ時間帯にする」と述べて、次のように書いています。

「自分が家族の夕食を作らなくてはいけない。
19 時頃には夕食を食べさせたいので、18 時台に退勤する。
18 時台に退勤するため、今日の放課後できる仕事は、週案と学年便りの作成。会議もあった・・・。
たとえその日やろうとした仕事が終わらなくても、退勤する。明日やればいい。
私は、行事等に伴う忙しさや疲れ、体調不良によって、一年を乗り切る力が弱まってしまう。だからこそ、規則正しい生活習慣や遅くまで残らないようにして、体調を管理し、1 年を乗り切る力を維持しようとしている。」

仕事も家族も大切にするために、家族と過ごす時間を軸とするのです。
家族で過ごす時間を大切にするために、家族で食べる時間を一定にする。
そうすることで、食事も睡眠も安定する。
そうなると、仕事も安定する。

家族で食べる時間を一定にするために、仕事に余裕がある時は前倒して仕事をし、余裕がない時は、そこで止めて後回しにします。
そんなことを、淡々とやっていれば、瞬発力はないですが、きちんとした仕事をやることができると思います。

「夕食は毎日同じ時間帯にする」というのは、お母さん先生の発想だと思います。
このメルマガの読者で、家族のために夕食を作られている方もたくさんいるでしょう。
ぜひ、「夕食は毎日同じ時間帯にする」ことを決意して、安定した仕事に結びつけていきましょう。