「取り締まり」をやめると、活発に動き出す

「子供を叱るよりも、まず褒めよう」ということがよくわかるエピソードを、教育トークライン2021年2月号に、手塚美和氏が記事にしています。

そのタイトルは、「「あること」をやめたら、子供も教師も元気になった」というものです。

「あること」ってなんでしょうか。
「あること」とは、

「取り締まり」

なのです。

手塚氏はこのように書いています。

「私は、集団をまとめる力を身につけないまま教師になった。
統率力がない。でも、活動をサボる子や、続けない子が気になる。
そんな私が使っていた「最悪の技術」が取り締まりだ。」… 続きを読む

休み時間は、授業に匹敵する

学校の先生の皆さんは、休み時間は何をしているのでしょうか。
もしかして、慌ただしすぎて、休み時間は子供達と接していないで、事務作業ばかりやっていませんか。

しかし、そんな休み時間の使い方は、かなり損なことではないかと気づかせてくれる記事を読みました。
それは、伴一孝氏の休み時間が授業だとしたら、どのくらい教えているのかという記事です。
教育トークライン2021年2月号に掲載されています。

「私の学級が45分間、例えばドッジボールで遊んだとする。(中略)弱い子や苦手な子に有利なルールを工夫する。触球数が偏らないようにだ。しばらくすると、どの子も投球・捕球ができるようになる。これは1時間の授業をやっているのと同じなのだ。」

この45分間は1時間です。だから、 伴一孝氏の言うように、休み時間は1時間の授業に匹敵するのです。

ここでの記述は、「体育」の授業ですが、もし、ルールを守ることを教えたり、仲間を応援することを教えたりしたら、休み時間は「道徳」の授業にもなります。

「このように考えるならば、休み時間に下手な仕事をしているよりは、遊んであげたほうがはるかに教育効果が高い。」… 続きを読む

Googleフォームを使うことで楽になることを実感してもらう

オンライン授業、 GIGA スクールと言ったって、「私はどうも苦手だ」と敬遠する先生が、まだまだ勤務校にいると思います。

拡大サークルに参加された先生が、Chromebookが導入される職場において、このように「私はどうも苦手だ」と敬遠する同僚に対するアピールの報告をしてくれました。

敬遠する同僚は、
・Chromebook って何 Windows でも使えないのに
・また新しいものが入ってくるのか… 続きを読む