「そんな質問はないだろう」

今日のメルマガの話題は、少しばかり愚痴っぽいものになります。
それは、セミナーに参加した時に出合った「そんな質問はないだろう」という質問です。

セミナーでは、講師の説明がいったん終わると、時間がある限り、参加者との質疑応答が行われることが多いと思います。

ですが、この質疑応答の際に、生産性がないと言うか、意味がないと言うか、そんな質問をする人がいます。

どんな人かと言うと、まず一つ目のタイプの人は、セミナーの中ですでに講師が言っていることなのに、それをわざわざ質問する人です。 「それ、さっき言ったよね」と突っ込みたくなります。

二つ目のタイプの人は、大きな枠組みで聞く人です。「それは、答えようがないでしょ」と思います。
例えば、幸せになるにはどうしたらいいでしょうか。お金持ちになるにはどうしたらいいでしょうか。です。
質問は、ある程度具体的になっていなければ、問題解決をしたり、さらに深く考えたりすることの材料にはなりません。

三つ目のタイプの人は、「教えてクレクレ君」タイプです。これは、あまりにも個別・具体的な質問をする人です。
例えば、「携帯電話会社の契約プランで一番お得なのは、どの会社のどのプランですか」などと、自分で調べたり考えたりせずに、ストレートに答えのみ聞きたがるタイプです。 そもそも、個々人の事情があるので、これが一番とか、ベストとかいう選択はありえません。

四つ目のタイプの人は、これは質問という形を借りて、自分をアピールする人です。
このタイプの人は、質問にかこつけて、延々と自分はこんなことをやってきた・こんなことを考えているということをアピールした上で、ちょこっと質問します。 質問に乗っかった自己アピールは、不愉快です。

以上、反面教師にしたい四つのタイプです。
私もやりかねないので、気をつけたいです。