「クラスじまい」の入れ物

修了式まで、あと一か月となりました。
「クラスじまい」も、そろそろ視野に入れたほうが良いと思います。

私が担任をしていた時、クラスじまいの理想型は修了式の日、教室が空っぽになっていることでした。
廊下にカウントダウンカレンダーだけが貼ってあって、他の掲示物はなく、教室のロッカー・机の中にも何もありませんでした。
私は、子供達が帰った後、カウントダウンカレンダーを剥がして春休みを迎えるというのがお決まりのルーティンでした。

そうは言っても、いきなり教室が空っぽになるわけではありません。
それなりの手順を踏んで、だんだん空っぽになっていくわけです。

そのクラスじまいの時に役立っていたのは、体育の時に使っていたスーパーの買い物かごでした。
普段は、このスーパーの買い物かごに、チームごとに体育のファイルを入れたり縄跳びを入れたりしていました。

このかごは、8個ありましたので、クラスじまいの際には、その中に教室で使っている細々とした物を入れました。
マジックなどの筆記用具、様々なノート、常備してあるプリント、百人一首やふれあい囲碁盤、貸し出し用の分度器コンパス・・・
このかごは、ありとあらゆるものを、ざっくりと入れるのに重宝でした。

そして、詰め込んだこの買い物かごを、教室の後ろのロッカーの上に置いて完了です。

この買い物かごのような入れ物は、とても大切です。
教室を移動する時に入れ物がないと不便ですから、買い物かごは特殊ですが、段ボールなどを今のうちに用意しておきましょう。