「最も幸せを感じるとき」が男子と女子とでは違う

昨日、第一生命保険が発表した「大人になったらなりたいもの」の調査結果を話題にしました。
小学生の1位は、男子が「会社員」、女子が「パティシエ」だったという結果だったのですが、この調査には続きがあるのです。

それは、 「最も幸せを感じるとき」についての質問です。
回答は、男子と女子で、全く違う傾向が見られます。

まずは男子。

小学生・男子
1位 ゲームをしているとき
2位 家族といるとき
3位 美味しいものを食べているとき

中学生・男子
1位 ゲームをしているとき
2位 友人といるとき
3位 家族といるとき

高校生・男子
1位 友人といるとき
2位 ゲームをしているとき
3位 家族といるとき

このことについての、第一生命保険の分析は、

「ニンテンドースイッチが爆発的な人気を博し、2020 ユーキャン新語・流行語大賞のトップ 10 に「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」がランクインするなど、外出自粛によってゲーム需要が高まる中、友人と外で遊ぶ代わりに、ゲームを通して交流を深める子どもも多くいたのではないでしょうか。」

というものです。
ゲームと友達をつなげればそんな見方になるのかとは思いますが、どうにもこじつけっぽいです。
私はシンプルに、「男の子はゲーム大好き!なんだなあ」と思ったのでした。

この結果を活用すると、男の子には、学習の際に「達成」「競争」という要素を強調すると、やる気を引き出すことができるかもしれません。

ついで女子。

女子は、小学生・中学生・高校生ともに同じでした。
1位 家族といるとき
2位 友人といるとき
3位 美味しいものを食べているとき

学級での、友達とベタベタ?している女子の姿とダブります。
この結果を活用すると、女の子には、学習の際に「協力」「協働」の要素を強調すると、やる気を引き出すことができるかもしれません。

https://em-tr270.com/L90494/b300/112681