「幼児の背丈噴射に注意」

先日、高齢の母を連れて、かかりつけの歯科医を訪れました。
受付には、このコロナ禍ですっかりお馴染みになった、アルコールの消毒スタンドが置いてありました。
この消毒スタンドは足踏み式で、足元にあるペダルを踏むとアルコールが噴霧されるというものです。

この消毒スタンドを見て、産経新聞にあった記事を思い出しました。
それは、「幼児の背丈噴射に注意」というものです。

それは、アルコールの消毒スタンドの噴射の位置がちょうど幼児・小学校低学年の顔の高さにあたって、目に入るアクシデントも発生しているという記事でした。

それによると、これまでは消毒剤や除菌剤が目に入ったことに関する事故報告が年に40件程度だったのが、昨年はなんと265件も寄せられたとのこと。 コロナ禍での急増です。

そして、265件のうち、5歳以下の子供の事故は187件と多く、
・親が消毒剤を使ったら、近くに行った子供の目に入った
・子供が、足踏み式の消毒剤のペダルを踏んで噴射し、目に入った
というようなケースがあったと言います。

とにかく、店や公共の場にある消毒スタンドは、幼児・小学校低学年の顔や背と同じくらいの1メートル前後の高さに設置されていることが多いので、注意しなくてはいけません。

好奇心旺盛な子や、おっちょこちょいの子が、ついつい足踏み式の消毒剤のペダルを踏むだろうなと思ったしだいです。
そんな子、いませんでしたか。