「子供に答えを繰り返させる」

主に算数や国語の答え合わせにおいて、先生が答えを言って、子供に自分で丸付けをさせることがあります。
その際、ちょっとしたことで子供に聞き逃しをさせないやり方を、山本東矢氏に教えてもらいました。
私も含めて皆さんやっているのですが、そんなに意識したことがないので、私はハッとしました。

それは、

「子供に答えを繰り返させる」

ということです。

例えば、
6×4 という問題の場合。
「6×4=24」と教師が言いますね。… 続きを読む

光に対する知覚過敏の子にサングラス

先日、発達障害のお子さんを育てているお母さん方と情報交換をしました。
その際、知覚過敏のお子さんにメガネをかけさせて対処したというお母さんの話がありましたので紹介します。

発達障害のお子さんの中に、知覚過敏、それも視覚において「光」に対して過敏なお子さんがいます。
そんなお子さんは、普通の状態では光が多すぎて、眩しく感じます。
また、蛍光灯の光がチカチカ見えたり、LEDの光が目に刺さるように感じたりします。
カメラのフラッシュが極端に苦手だという子もいます。

私が知っているお子さんは、繁華街のチカチカする看板が大の苦手で、そんな場所を走って通り過ぎていました。

冒頭のお子さんの場合は、陽射しが強いときは、休み時間外に出て遊ぶことが、苦痛だったと言います。
そして、特に、学習に支障が出たのが、

「白い紙が眩しくて、字が読めない」… 続きを読む

「自己申告、あだ名制度」

子供が親しみを込めて友だちを呼ぶ時に使っていた「あだ名」が、学校から消えつつあるという記事を、ウェブで見つけました。
いじめ防止の観点からだそうですが、そもそも関係ないのではないかと、私は思っています。

さて、
確かに、この頃は、名字に「さん」をつけて呼びます。
でも、すべての場面で「さん」では、なんとも型苦しくてなりません。

一方、校則であだ名が禁止する学校があると聞くと、嫌なあだ名をやめればよいだけなのに、ダメダメ校則にうんざりします。

実は、私は「自己申告、あだ名制度」をクラスで実施していました。
それは、子供同士が、お互いを呼び捨てにしていたことと、嫌なあだ名をつけられて、秘かに悲しい思いをしている子がいたことを、なんとかしたいと思ったからでした。

それは、まず、
・呼び捨てをやめる… 続きを読む