気象病のアプリ

いわゆる「気象病」と呼ばれる症状があります。
温度・湿度、天気、気圧によって、頭痛がしたり、身体がだるくなったりすることを指します。

多くの場合、雨を降らせる低気圧が空を覆うと、なんだか頭が重くなってくるというのです。ひどい場合は、がまんできないほどの頭痛となります。 皆さんには、経験がないでしょうか。

敏感な人は、雨が降る前から頭が痛くなります。
ですから、雨そのものでなく、気圧が低下することが影響しているのです。

頭痛のメカニズムは、低気圧によって脳の血管が拡張して、神経を刺激しているからだとされています。
血管の脈動に合わせて、ズキズキと痛むのはこのためです。

さて、
教室にいる子が離席して立ち歩いたり、イライラして粗暴な振る舞いをしたりすることがあります。
そんな問題行動が起こったことを記録すると、雨の日にトラブルが多いという子が多いのです。

もうおわかりでしょう。
そんなトラブルの大元は、気象病だということがあるのです。

スマホのアプリに、気象病のアプリがあります。
例えば「頭痛ーる」というアプリで、頭痛が起こりやすい天気・気圧だと知らせてくれます。

問題行動が天気と関係がありそうだと思ったら、ぜひ、そんな気象病のアプリを活用してみてください。

これを使うと、トラブルが起こりそうだと予想でき、その子に予防的な対応をすることができると思います。