保護者からのクレームは、心にきます。
私も、いくら年齢を重ねても、慣れることはなかったです。
クレームによるダメージは大きいです。
そんな保護者からのクレームでも、なんとかメンタルを保っていたい。
そして、クレームを処理して問題を解決していきたい。
そんなクレーム解決のヒントを、平眞由美氏が、7月に行った教育サークルの教え方セミナーで提示してくれました。
まず、何としても「心を病まない」ことです。
私は、保護者からのクレームでメンタルをやられてしまった同僚を知っています。
平氏は、この場面での心の動きを次のように示しています。
「私って教師に向いてないんだ」と落ち込む
↓
「このままじゃダメだ。自分で対応していかなきゃ」と一人で抱え込み、何とかしようとする
これがいけない、ダメだと平氏は断言します。
なぜなら、一人でクレームを抱え込むことで、対応が後手になったり、事態が悪化したりなど、さらに保護者のクレームを生む悪循環に陥るからです。
ここらへん、よくわかります。
自分の頭の中で、ぐるぐると同じことを考えて煮詰まってくるのです。
結局「なんとかしなくちゃ」がなんとかなりません。
どうすればよいのか。
平氏はこう言います。
とにかく話す。
小さいことでも話す。
そして、
クレームを共有する。
自分だけの問題にしない。
問題を話すことで、解決への糸口が見つかることもあります。そして、何よりも問題を共有してもらうことで気持ちが楽になります。
この「一人で抱え込まない」は、メンタルを保つ鉄則です。