魔法のザラザラ下敷き

書くことにひどく困難さのある子っています。
・文字が形が整わない
・マスの枠からはみ出す
・書字に力がなく、線がながれてしまう
などの症状です。

ノートをとることは授業において、常につきまとうことなので、書字の困難さはけっこう深刻なことなのです。

教育トークライン2021年10月号に、この書字の困難さについて、小嶋悠紀氏が書いています。

小嶋氏は、そこで、様々な対応方法を示しています。

まず、鉛筆を濃くすること。B4以上の濃さの鉛筆にすることで、筆圧が弱い子でもしっかり書けるようになります。

次に、「カラーマスノート」。
これは、マスが4色に分かれているノートで、空間認知が苦手な子が書きやすくなります。

そして、「魔法のザラザラ下敷き」。
これは、書字が流れてしまう子の筆跡をしっかり受け止めてくれる下敷きです。
きっちり書字が止まるようになると言います。
(この「魔法のザラザラ下敷き」は、「できるびより」というサイトで販売されています。)
https://em-tr271.com/L90494/b300/114761

私は、この下敷きの存在を知りませんでしたので、試したことはないのですが、もし、クラスにそんな子がいたら使ってみてください。 何かしら良い効果があると思います。

教育トークライン
https://em-tr271.com/L90494/b300/214761