繰り返し「過去を忘れよう」

今日も、「過去を持ち出さない」ことについて話題にしていきます。
石坂陽氏が、教育トークライン2021年11月号に、「過去を忘れ、共に喜ぼう」というタイトルで書いています。

石坂氏は、どちらのスタンスが子どもを伸ばすか、読者に問いかけています。

「どちらのスタンスの教師が子供を伸ばしていくか。
1 あいつは去年までだらしなかった。だから、どうしようもない奴なんだ。
2 去年まで色々あっただろう。でも今年は今年と考えて良さを見つけていこう。」

この2のスタンスを、教師は忘れてはいけません。
失敗は誰だってします。… 続きを読む

オンラインセミナー「問題行動に対する対応指針11 2021版」のご 案内

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

オンラインセミナーのご案内です。
学校や放課後キッズクラブ等で、引き起こされる悩ましい問題行動。
そんな問題行動に対する対応指針を、「11」紹介します。

1 講座名
問題行動に対する対応指針11(2021版)

2 講座開催日時… 続きを読む

過去を持ち出さない

4月、クラスが始まって3日間は、問題を起こす子、勉?にやる気のない子も含めて、どんな子も先生の言うことを素直にききます。 それは、
「今年こそ、自分は変わる」
「学年が変わったから、心を入れ替えてがんばる」
「やり直そう」
・・・
と考えているからです。
だからこそ、この子供が素直な気持ちでいる3日間に、クラスのルールを一気呵成に作り上げることが重要だと言われるのです。「黄金の3日間」ですね。

ですが、
そんな子供の気持ちは長続きしません。… 続きを読む