1日に1回、一人一人と個別にやりとりし

授業だけでなく学級生活において、担任の先生は、1日に1回はクラスの子一人一人の子と個別にやりとりしたいものです。
それは、短いやりとりでよいのですが、子供を理解するためにも、子供と信頼関係を築くためにも、とても重要なことだと考えています。

ただ、この1日に1回の個別のやりとりは、仕組みがなくては続きませんし、漏れが出たりします。

佐々木誠氏は、秋の教え方セミナーにおいて、次のような仕組みを紹介してくれました。
それは、朝、教室で子どもを出迎えて、健康観察カードを確認する際に、一言やりとりするというものです。

現在、感染防止対策のため、子供達は、毎朝検温し、健康観察カードに記録してきます。
そして、毎朝、そのカードを担任の先生に提出するわけです。それは、必ずです。
佐々木氏は、その必ず行うルーティンを利用したのです。

「毎日、ありがとう」という言葉を基本に、佐々木氏は子供一人ひとりとやりとりをしていると言います。

こんな仕組みは、他にも作れます。

例えば、この健康観察カードだったら、集約は子供たちに、例えば箱に入れさせておいて、先生がチェックした後、カードを返すときに、一言ずつやり取りをするのです。

他にもいろいろなことが考えられますね。

ぜひ、仕組みを作って「1日に1回、クラスの子一人一人の子と個別のやりとり」を行ってみてください。