算数の「学習のまとめ」 バリエーション

算数の教科書の単元末には、「学習のまとめ」ページがあります。
ここの進め方のバリエーションを、トークライン2022年1月号に木村重夫氏が紹介しています。
https://em-tr271.com/L90494/b300/115551

やり方は、問題を班ごとに分担して、お互いに先生役になりながら解いていくやり方です。

まず、問題を分担します。
例えば、クラスを6班に分け、一つの班に1問ずつ割り振ります。
「1班は全員一番の先生です。2班は・・・・」

次に、班ごとにチェックをします。
「ただし、先生チェックに合格しないと先生にはなりません。
まず、担当した問題をやってごらんなさい。
次に、班で答え合わせです。
班全員で先生にノートを持っていらっしゃい。誰かのノートを見せてもらいます。その子が合格なら、班全員合格です。」

ここは、「厳しく」チェックします。班の誰か一人でも不合格だと先生にはなれないようにします。

そして、すべての問題に挑戦です。
「今から全部の問題に挑戦です。どの問題からでもかまいません。
できたなら、その問題担当の誰かに丸をつけてもらいなさい。丸をもらったら、次の問題に挑戦です。」

こうして、問題を解くうちに、教室は熱気を帯びてくると木村氏は言います。
確かに、ただ淡々と解くより熱中すると思います。

ここで教師は何をしているかというと、教室を動いて個別指導をしているのです。

このやり方、ぜひやってみてください。お勧めです。