お正月に声をかけられた

お正月の3日、近所のコンビニの前で
「あっ、渡辺さん。」
と声をかけられました。
「Fの母です。お久しぶりです。」
と笑顔を見せたのは、Mさんというお母さんで、2年前、不登校になった娘さんと一緒に、我が家を訪れていた方でした。

その娘さんのFちゃんは、1年生の3学期に学校に行きたがらなくなり、2年生になってからも全く学校に行きませんでした。
その5月頃、たまたま、私が通っていた大学のジムに、Mさんが受付として働いていて、学校に行かないFちゃんも一緒にいて、不審に思った私が声をかけたのです。

それから10月頃まで、2週間に1回位、Fちゃんとお母さんが私の家に来て、図工をやったり、プログラミングをやったり、なわとびをやったり、ゲームをやったりしました。 要するに、私は、遊び相手をしていたのです。

それが、Fちゃんが放課後の学童保育に行くようになり、だんだん学校にも行けるようになって、私の家に来ることはありませんでした。

「おかげさまで、Fはもうすぐ5年生です。ソフトボールのクラブにも入って元気に学校に行っています。」
「この前も、窓ガラスに絵を描いた(注 キットパスを使ってです)ことを話していたんですよ。猫ちゃんもかわいかったって言ってました。」

よかったです。
ほっとしました。元気でやっていてくれていることが、なにより嬉しいです。

久しぶりに、先生?としての気持ちを味わいました。