昨日、子供向けの「デジタル教科書」が新年度から、全小中学校に無償で提供されることになったことをお知らせしました。
実際に提供されたらどう活用するか、ここは思案のしどころです。
昨日も、現在の子供向けのデジタル教科書は、
「PDFに少し付加価値があるもの」
でしかないと伝えました。
この付加価値に着目するのです。
昨日触れた外国語(英語)のデジタル教科書でしたら、英語の音声を聞けることです。
この他の教科だと何ができるか、教育サークルのメンバーと話をしました。
まず、
図工。
これは、参考作品を、それぞれの子が、自分のタイミング、自分の視点で見ることができます。
チョーお勧めの使い方ですね。
次に、
家庭科。
これは、作業の手順をビデオで再生することができ、これもきっと役立ちます。
教師の師範だけだと一度切りしか見ることができませんが、これなら何度でも見ることができます。
そして、
理科。
これは、実験、観察を動画で見ることができることだと思います。
実験の手順を確認したり、教室では観察できないことを見たりするのです。
とにかく、現在のデジタル教科書の仕様をせいいっぱい活用することを考えてもらいたいです。
できれば、早い時期に、教科書とノートが一体となったコンテンツが提供されたらと考えています。