フルマラソンでの学び「自分と他人を比べない」

昨日は、私がフルマラソンに挑戦する中での、一番の学び・収穫だと思われることについて話しました。
今日は、2番目?と思われる学び・収穫です。

それは、

「自分と他人を比べない」

ということです。

私は、マラソンにおいて、ゆっくりゆっくりと走ります。
かつて、短距離走ではけっこう速かったのですが、長距離走ではそうもいきません。

当然、レース中に、いろいろな人に抜かされます。
若い男性、若い女性。
それだけでなく、年配の男性や女性にも、軽く抜かされます。

私は、私を追い抜いていった人の背中を見ながら、「速い人だなあ」と思うだけです。
自分と比べて、卑下することもなく、尊大になることもありません。

私は、
「あの人はあの人。私は私。自分のペースで走る。」
と、自然に考えていました。

比べることよりも、自分のことで精いっぱいなのです。
私は、人と比べず、自分の立てた目標に向けてがんばることに集中せざるをえません。

ところが、
この「自分と他人を比べない」ということの潔さ?を一度味わうと、その自然な心地よさを手放したくなくなります。

私は、人と比べなくたって、自然に心地よく生きていけるし、目標に向かってがんばれるということを、マラソンを通して学んだのでした。