「ペースメーカー」を勝手に作ることで走り抜く

フルマラソンを話題にして3日目になります。
今日は、走っていて、体も心もしんどくなってきたときに、何をターゲットにして走るのか、です。
これは、大きな目標設定ではなく、その目標に到達するための小さなターゲットの設定です。

一つは、前にも話したように、

「直近のごくごく近く、自分の視野にあるものを目指して走る」

ということです。
例えば、あそこの信号まで走ろうとか、あそこの赤い屋根の家まで走ろうとか、そんな距離にして100m、200mぐらい先をターゲットにします。

これ以外に、よく、私がターゲットにしていたのは、

「自分と同じくらいの走力の人についていく」

ということです。
ちょうど自分と同じくらいの人を見つけて、その人に離されないようについていくことで、自分を奮い立たせ?、走るモチベーションとします。

この人は、体の良い、自分が勝手に設定した「ペースメーカー」なのです。

次に、ある人をターゲットにすることはするのですが、

「自分がすごい、カッコいい、と思う人についていく」

ということです。

ここで、「すごい」「かっこいい」というのは、いろいろあって、例えば、

・自分よりずいぶん年上なのに、しっかり走っている
・太っているのに、しっかり走っている
・ウェアが似合っている
・ウェアが派手
・・・

そんな人です。
自分が「いいなあ」という人を見つけて、その人を追いかけるイメージです。

いかがだったでしょうか。

仕事においても、「あの人の仕事のペースに合わせよう」「この人と同じような仕事ぶりにしよう」という、仕事の「ペースメーカー」になる人がきっといると思います。

そんな「仕事のペースメーカー」を、秘かに見つけておくとよいかもしれません。